デイトレーダー向けの瞑想を一般的なテーマにアレンジしてみました。
・過去のすごく嫌な出来事がどうしても忘れられなくて繰り返し思い出しては腹が立つ
・なんとなく気づいたら、人にはいえないけど「大嫌いな人の嫌なこと」を考えてしまっている自分がいる
・数分前に言われた嫌なことが頭の中をよぎって仕方なくて、急にいろいろなことにやる気がなくなってしまう
こんな時は、「気にしない様にしよう」と思えばおもうほど意識がいってしまって逆効果です。
「想定している理想の自分への集中力を持続させること」
「心の平穏を保つこと」
を瞑想で訓練してしまいましょう💛
まず上記の状態を認識したら「即座に瞑想オン」りスイッチを入れてください。
- まずどこでもいいからとりあえず落ち着いて楽な姿勢ですわります。
- 横隔膜からゆっくりと呼吸します。 丹田がわかる方は丹田を意識します。
- とにかく自分の体に集中します。 上記の状態にある時は、体の中に(複数の場合も多いですね。) ザワザワ、モヤモヤと何かがうごめいている感覚があると思います。 くまなくスキャンします。
- とにかくそれを意識して体中のザワザワとモヤモヤをひたすら感じます。
- しっかり感じて意識したら、わざとこの状態にスイッチがはいった原因となる「言葉」「人」「状況」をしっかりと思いうかべます。 そしてその時起きた自分の感情の流れをできるだけ詳細に思い出します。
- 5の自分を、冷静で理想のもう1人の自分が眺めているイメージをして、「どうしたの? 」ととことん聞いてあげます。もう1人の自分は、苦しんで話している自分を決して否定せず、「ふんふん」と共感して聞いてあげます。
- あきるまで話します。疲れるまで話します。 腹が立って「即座に」これをすると、案外短時間で話しつくせることがわかります。 そしてさっきスキャンしたザワザワが、話すたびに自分の口や手や皮膚からざわ〜、もや〜っと白い煙のように溶け出していくところまでイメージしていきます。
- 溶け出しつくしたら、自分が軽くなって透明になっていくようなイメージをします。
- その後、自分の周りに自分がほっとする色でキレイなバリアのシールドができるイメージをして、さっき思い出した嫌な「言葉」や「人」がそのシールドにはねつけられてとんでいくのをイメージします。
- そして再び深呼吸をします。 呼吸の深さが変わったのが実感できると思います。
- 透明な自分になって、もう1人の自分に「さっきはどうして腹がたったと思う?」と尋ねて答えを受け取ります。
ここまでできるようになれば完璧ですが、最初は1とか2まででもいいのですよ。 それから、自分なりに居心地のいい方法にアレンジしてもいいのですよ。
ふいによぎってくる怒りに飲み込まれるのではなく、わざと想定できる「腹が立つこと」の記憶に集中し、その記憶の中の「その時の感情の流れ」をどこかで遮断することを反射的にできるようになる訓練です。
これは自分の否定的思考のパターンをコントロールする訓練です。
「よくないパターンに気付く」 → 「気づくと行動にはいかない」 にしようとしています。
繰り返していると (ちょっと面倒くさいですが、少なくともその間だけはイライラからは解放されてラクになりますよ。)
自分が怒るパターンって案外ワンパターンなんだと気づきます。
→ すると、「あ、また私このパターンくる!」って先にわかるようになります。
→ すると、人に感情をぶつける前に回避できます。冷静になった時に「あ〜助かった〜」っと思えます。
→ 次におきることは「怒る」かわりになんらかの置き換え行動を自然に自分でとるようになります。
→ すると、周りにも「あれ、変わったね」って気づいてもらえます。
→ するとそれが喜びになって、いたずらを仕掛けるようにどんどんと自分のパターンを工夫するようになります。
→ すると周囲が変わります。 その反応が楽しくて、自分の行動が自然に加速度的に変わっていきます。
「怒りのエネルギー」を「前向きな行動のエネルギー」に変えることが習慣にできるようになると、「わらしべ長者」「思考は運命を変える」のパターンです。(*^^*)
「月と火星の合」がダブルでできてしまっている今日、確かに大変でした。 おかげでこんな瞑想を実体験できてしまいました。 生産的なエネルギーに変換できてうれしい。。