「瞑想」にはいろいろなやり方があると思います。
1つめは 「フォーカス・アテンション瞑想」といわれるもので
→ 主に呼吸のサイクルに意識を集中させていくやり方で、「集中型瞑想」という言葉を私は使っています。
2つめは 「マインドフルネス瞑想」あるいは「オープン・モニタリング瞑想」といわれるもので
→ 特定の何かに集中するのではなく、その瞬間瞬間のすべての体験に注意をはらい、そこで自分に何が起こっているのかを観察していくというものです。 「気づきの瞑想」という表現が私は好きです。
3つめは、「なりたい自分」などをイメージしていく瞑想。 私は「展開型瞑想」という言葉を使っていまして
→ 「潜在意識を書き換える」ことをしたりします。「誘導瞑想」してもらうとすごくやりやすいです。 瞑想の醍醐味です。
4つめは、伝統的な仏教の慈悲や慈愛を養うための瞑想があるそうです。
まだまだあると思うのですが、
アイデアが欲しい人にとっては、2つめの「マインドフル瞑想」がいいことが科学的に検証されているそうです。 それは、問題解決能力も格段に向上させるそうです。
検証された実験とは
「フォーカス・アテンション瞑想をしている人のグループ」と「マインドフルネス瞑想をしている人のグループ」に下記の6つのタスクをしてもらったそうです。
・前半に複雑なソリューションを必要とする3つのタスク
・後半にごく簡単で単純な3つのタスク
すると、明らかな違いが表れたそうです。
「フォーカス・アテンション瞑想をしている人のグループ」
→ 後半の簡単なタスクになっても、前半のタスクをしていた時のやり方を引きずり、困難な解決法を適用し続けたそうです。その結果として、フラストレーションがたまりイライラする傾向があったそうです。
「マインドフルネス瞑想をしている人のグループ」
→ 前半の経験をひきずることなく、後半3つのタスクを簡単に解決できる傾向があったそうです。 つまり、後半のタスクを切り離して「今ここ」の新しい問題として取り組む回路ができていたということですね。
「マインドフルネス瞑想」の訓練をすることによって、
認知の柔軟性が高くなる = 「今ここ」にある状況をより自由に考えられて、より新しいアイデアを思いつきやすい状態になる
ということですね。
この訓練をすると、感情のコントロールや心の持ち方のパターンを変えることも上達しそうですね。
「瞑想」で自分の創造性に火をつけて成功者への扉を開き、「瞑想」でその未来を自分をイメージして成功者の行動をとり、「瞑想」で「今ここ」からその幸福感を味わい、本当に引き寄せてしまう。
ことを「今ここ」からはじめませんか。